失った大切な人との隠された繋がりを見つける
本のご紹介です。この週末に読み込みました。
「命日占い」です。
ネットでこの本の存在を知り、興味があって買ってみました。
占い師で心理セラピストでもあるかげした真由子さんという方が執筆された本です。
占いっていうと未来をみて、未来の指針を示してもらえるものというイメージが強いですが、これは「過去」を変えることで、これからを変えていくという占いです。
「命日占い」なので、失った人やペットとの繋がりを占うというもの。
この世に残された側は、大切な人やペットを失った悲しみに暮れ、そして生前に「もっとこうしておけば良かった」などと後悔したり自分を責めたりしてしまう・・・なんてこともあると思います。
この本では、そんな亡くなってしまった大切な人との関係性や繋がりを見ることで、今までよりも故人に対する感情を前向きなものにすることができ、今まで自分視点で勝手に抱いていた後悔や悲しみを浄化してくれるメッセージが受け取れます。
私は、大好きだった祖父とのことをみました。
とても可愛がってもらって、毎年夏休みに会いに行くのが楽しみで仕方なかったのに、高校・大学と進み頃にはほとんど会いに行かず、毎年正月に電話をかけるくらいでした。
亡くなる直前になって病院にお見舞いに行った時、祖父はもう言葉を発することはできませんでしたが、ベッドに寝ている祖父に、私が自分の名前を伝えると、すこーしだけ目を開けて、右手を布団から出して私の手を握ってくれました。
今までしばらく会いに行かなかったことを後悔しながら、祖父に「ごめんね」「ごめんね」って泣きながら謝りました。
大好きだった祖父は、その久しぶりの再開の翌日に天国に行きました。
あれから8年経ちましたが、今でも後悔しているし、最後祖父が手を握ってくれた時のことを思い出すと涙が出てきます。
この本を読んで、祖父は私が祖父のことを思っていることは喜んでくれている、でも悲しんだり後悔していることは苦しいと感じているのだと知りました。
そして今は、祖父は天国から私に勇気を与えてくれている存在だそうです。
本を読んでまたウルっとしてしまったけど、心が温かくなったのと、私に勇気を与え続けてくれる祖父の存在を感じて、これからも頑張ろうという気持ちになれました。
今までとは異なった視点の占い本です。
ご興味のある方はググってみてください!!